より速い貿易ルートの形成に期待
「貿易は二車線の通路である。貨物が輸出されると同時に、企業と投資家も出て行く」とエディー氏は話す。
情報筋によると、今EUと中国のいくつかの港湾間でグリーン貿易通路が試験的に建設されている。現在、アントワープ港から重慶までの直行鉄道輸送は18日間前後かかるが、沿線各国は書類の統一化や情報共有の実現などについて検討している。今後は出入国審査に必要な時間は1日以内に短縮できると見られる。
真心で付き合う友
中国とアントワープ港の貿易関係は1724年に遡ることができる。その後、無数の中国貨物船がスヘルデを航行し今日に至っている。今や毎週、大量のコンテナ戦がアントワープ港と中国間を往復しており、アントワープ港の昨年の中国関連貨物取り扱い量が前年比12%増の1000万トンに達した。アントワープ港内外に投資する中国企業も相次ぎこの地を訪れている。
アントワープと中国の関係は単にビジネスパートナーよりも信頼できる友人のようだとエディー氏が話す。氏は市内で最もおいしい中華レストランを中国の友人に訊ねたところ、「僕の家に来てください」と誘われたエピソードを披露しながら、友人は真心で付き合うものだと感慨深く言った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年3月30日