田朴珺は、「貴方がいるから、自分をもっともっと大事にできる」と題する投稿において、感性豊かな表現で、愛に対する賛美と結婚に対する超然たる態度を表明した。また、彼女は、王石氏からプロポーズされた時の様子を文章で再現した。2人での休暇旅行中、王石氏は突然、小さな路上で両腕を広げて跪き、「僕と結婚してくれませんか?」と彼女に告げたという。だが、田朴珺はすぐに彼の申し出を断った。「私はしばし立ち尽くした。何と答えて良いのか分からなかった。携帯を取り出して、『そのまま動かないで!写真を撮らせて!』と彼に向かっていった」と田朴珺は書いている。その時、彼女はどうしてよいか分からなかった。「私が結婚する?私のキャリアはスタートしたばかり、より自由に自分の思うままに仕事したいと思っている。仕事は順調で、次々とオファーが舞い込んでくる。結婚する暇なんかある訳がないわ。ここは待つべきだわ。急ぐ必要などないわ」と彼女は続けた。
プロポーズを拒否された王石氏は、その時、どんな反応をしたのだろうか?「幸せなことに、彼は寛容なだけではなく、私が自分の価値観を確立するのを手伝ってくれた」と彼を評価する田朴珺は、彼が仕事・生活・恋愛などあらゆる方面で自分自身をサポートし、影響を与えてくれていることに感激しており、彼に深く感謝しているという。「彼と会えない時は、いつも彼のことを思っている。会えた時には、いつも楽しい時間を過ごしている」と、田朴珺は、投稿文の中で、自分と王石氏の恋愛関係について語っている。そして、彼女は微博と微信のモーメンツ(朋友圏)にこの文章を投稿、「私は結婚したくない訳ではない。ただ、私を急かさないで欲しい」と締めくくっている。また、王石氏も、モーメンツで、「結婚を急かせないで」に同意する大らかさを示した。彼はさらに、プロポーズした場所は、フランスの「ニーチェの小道」だと明かした。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年4月3日