安全基準の精査完了外国メディアはこのほど、中国が2020年までに原子力発電容量を3万メガワット増加させることを計画していると報じた。米国の原子力発電容量とほぼ同じ容量を目指すため現在凍結中の原発工事を再開するとしている。米国の建設専門雑誌ENR(3月31日付け)によると、中国は2011年に福島で原発事故が発生して以降、国内での原発工事を中断し安全基準を精査してきた。
現在中国には22基の原発があるが、政府の計画ではこれを5年以内に75基までに増設する考えだ。現在建設中の26基に加えて、数年以内に27基の新設工事に着手する。また現在建設中の原発では工事中断による影響はあまりなく、ほぼ完成が近いとしている。