権威筋によると、「北京・天津・河北省の共同発展計画」(以下「計画」)が4月末に公布される。「計画」では地域全体と三省市の各ポジションを明確にしたほか、北京・天津・河北省の短期・中期・長期目標も含まれるという。
「計画」は、2017年までに非首都核心機能緩和の推進を明確にする。交通の一体化、環境保護、産業の協調的結合という3つの重点分野の連携を先行的かつ集中的に実施し、先行事例を作る。
「計画」の公布が近づくにつれ、北京・天津・河北省一体化関連の株価指数は2月9日の1390ポイントから4月2日の1977ポイントまで上昇。2か月で42%の上昇となった。権威筋によれば、「計画」は北京・天津・河北省地域全体のポジションを国家戦略的地位へ高めると同時に、突出した作用をもたらすように要求しているという。また北京の「大都市病」を解決し、非首都核心機能の緩和を行う。地域の潜在能力や資源、環境の荷重能力に基づき、北京・天津・河北省地域の特徴や発展基礎を踏まえながら、その優位性を十分に発揮しなければならないとしている。都市核心機能を改善させることを通じて、北京を中心とする世界的都市圏と現代的新型首都圏を作り出そうとしている。