世界経済ファーラム(WEF)は15日、「2015年版世界ITレポート」で、世界各国・地域のIT分野競争力のランク付けを行った。対象となる世界143カ国・地域のうち、シンガポールはトップで、日本は10位となった。2~9位はフィンランド、スウェーデン、オランダ、ノルウェー、スイス、米国、英国、ルクセンブルクとなっている。
同レポートは、IT利用環境、活用度を指標化した統計のほか、経営者へのアンケート結果をもとに競争力を分析した。
シンガポールは今年のランキング作成関連調査の10項目中、5項目で上位3位となった。IT活用度で日本政府部門が前年の22位から7位へと大幅に上昇した。このほか、アジア地域で総合順位トップ20入りしたのは、韓国(12位)、中国香港(14位)、中国台湾(第18位)がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月17日