量子ドット技術、液晶画面の画質を改善
TCLは昨年12月、初の量子ドット技術を応用した新型テレビ「H9700」を発売し、色域の幅、色彩制御の正確性、赤・緑・青の純度などの面でOLEDを全面的に超越した。TCLは液晶テレビ産業を覆す革新に成功し、液晶テレビの画質の問題を一挙に解消し、世界フラットディスプレイ技術の発展の流れを変えた。TCLは先週、量子ドット曲面テレビ「H8800S-CUD」を発表した。TCLは量子ドットライトパイプ技術、量子ドット補強膜技術を一体化させ、応用に成功し、世界ディスプレイ技術の頂点を制した。
家電業界専門家の梁振鵬氏は、「国産テレビは自主開発により、華星光電技術有限公司液晶パネルの量産化から新たな技術改良による生産拡大、さらにはチップの設計、中間部材の開発に至り、テレビ産業川上の重要な産業チェーンを制した。製造能力・技術力・グローバル化運営能力を高め、世界ディスプレイ業界におけるリーダーとしての地位を固めた」としている。