北京・天津・河北の一体化戦略の影響を受けて、同期の天津市と河北省の経済状況も好調だった。
2014第1四半期に、経済成長率ランキングで全国ワースト2位に落ち込んでいた河北省は今年第1四半期、数少ない「逆襲者」となった。全国平均にこそ届かなかったものの、成長率が前年同期比2ポイント増となり、全国で成長率の上昇幅が最も大きい地域となった。
港やインフラ投資が顕著な増加を見せた天津市の経済成長率は9.3%で、全国4位につけた。北京市のGDP成長率は6.8%で、成長率は2014年通年と比べて0.5ポイント落ち込んだが、経済成長の減速は、構造調整とモデルチェンジの結果の表れとも言える。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年4月29日