テレビ業界の世界的に有名なコンサルティング会社「ディスプレイサーチ」が発表した最新のデータによると、中国家電大手の海信(ハイセンス)は2014年度に、4Kテレビ市場で11.30%のシェアを占め、世界トップ3入りを果たした。同社は世界市場シェアでトップ3入りした唯一の中国ブランドとなっている。
市場調査会社の北京中怡康時代市場研究公司のデータも、この結果に合致する。ハイセンスの4Kテレビは2015年1月現在、中国市場で19.2%のトップシェアを占め、2位に4ポイントの差をつけた。業界関係者は、「超高画質テレビ市場において、ハイセンスを始めとする中国ブランドが徐々に外資のシェアを食い込み、超高画質ディスプレイ技術をけん引する主力軍になりつつある」と指摘する。