国内の投資家の判断は一致しておらず、海外金融機関もA株の動向について異なる意見を持っている。モルガン・スタンレーは7年ぶりに中国株式市場の投資判断を引き下げ、「株価が高騰し、収益性が2009年ぶりの低水準を示しており、中国株式市場の投資コストが高くなっている」と判断した。
一方で、ウォーレン・バフェット氏は5月上旬、2−3年内はA株に期待できると述べた。バフェット氏やジョージ・ソロス氏と並び「ウォール・ストリートの神話」と称される、米クォンタム・ファンド創設者のジム・ロジャーズ氏はこのほど、「中国株を買い続けている。苦しい時こそ買いだ」と述べ、「世界の投資家が中国市場に進出できるよう、中国政府は資本市場を刺激するべきだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月8日