発改委は5月18日以降、4500億元超のインフラ事業を認可しており、今後さらに一連の安定成長を促すプロジェクトを推進していく。これには4300億元超のインターネット建設投資などが含まれる。また江蘇省・安徽省・湖南省などはPPPプロジェクト推進を加速させており、総投資額が100億元さらには1000億元を上回るプロジェクトが動き始めている。
アナリストは、「国内経済の減速の圧力が拡大する中、政府は積極的な財政政策を講じると同時に、投資の安定成長に対する重要な役割の発揮を重視している。PPPプロジェクトは積極的な財政政策の重要な担い手になる」と指摘する。
国務院弁公庁は5月22日、財政部、発改委、中央銀行に「公共サービス分野における政府・民間資本協力モデルの普及に関する指導意見」を配布した。同意見は、エネルギー、交通輸送、水利、環境保護などの公共サービス分野において、政府・民間資本協力モデルを採用し、民間資本の参与を集めることを奨励するとした。またPPPの推進と「大衆創業・万衆革新」を「2つのエンジン」に指定するとした。