この報道では、「中国が開城工業区で生産する310品種の製品に関税優遇措置を採ることは注目に値する。中韓FTAが開城工業区の発展を促進させることを期待したい」と述べると同時に、これが「対外金融・通信・Eコマース分野における中国で初めての対外開放となる」と解説している。
また、中韓FTAが始まれば、韓国の鉄鋼や高級家電、化粧品などの製品の輸出が上昇するとも指摘している。一方、韓国の中小企業、特に繊維製造業やアパレル産業、生活用品産業などは、中国からの低価格製品によって大きな打撃を受けると予測している。
報道は、自動車や米はFTA協定の範囲外にあるとしている。これは「韓国がデメリットを避けた一方、競争力を持つ自動車産業は放棄した」ことを意味すると解説している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月5日