世界最大のブランド調査会社のミルワード・ブラウンは先日、「世界ブランドランキングトップ100」を発表し、中国ブランドの入選が10年前の中国移動(チャイナ・モバイル)1社のみから14社に増加したことが分かった。これは1つの側面から中国経済の急速な発展及び中国経済がアジア太平洋地域の発展をけん引する強い勢いを反映すると同時に、中国ブランドがより大きくより強くなるために重要なヒントをも与えた。
同機関が発表したここ10年のランキングの順位を見ると、世界ブランドの流れに明らかな変化が生じている。
1、世界全体のブランド価値が上昇し、トップ100のブランド価値が昨年統計時の2兆9000億ドルから今年の3兆3000億ドルに増え、増加額がドイツのGDP総量に相当する。2、科学技術業界の全体価値がトップに君臨し、全体に占める割合が10年前の35%から44%に上昇した。3、米国ブランドが依然としてリードを取っている一方で、中国ブランドの発展が速く、アジアブランドの発展をもけん引している。4、小売業界の中で、電子商取引関連ブランド価値の全体に占める割合が10年前の14%から53%に急上昇した。