中豪FTA調印式の模様
氏はまた、「FTA関連情報の伝達に一層力を入れ、重点輸出地域・企業、特に中・小・零細企業に向けた情報伝達を強化し、企業の市場開拓やコストダウンを後押しし、FTA関連の優遇政策の効果を最大限に発揮させ、より多くの企業が自由貿易区の発展よる恩恵を受けるよう努める」とした。
商務部のデータによると、中国の輸出状況は世界主要エコノミーと新興市場国家より好調となっている。WTOの統計によると、今年1-4月、米国、EU(第一四半期)、日本、韓国、香港、インド、シンガポール、台湾の輸出がいずれもマイナス成長となり、中国の輸出成長率はこれらの国・地域よりそれぞれ3.5ポイントから16.9ポイント上回っている。
一方で、「改革開放政策実施以来の30年間、外需の増加、産業移転受入先、低コストという優位性など対外貿易の高速成長を支える主な要因に変化が生じている」と支陸遜氏が指摘した。