中国の旅行市場は外資導入ブームを迎えるか

中国の旅行市場は外資導入ブームを迎えるか。

タグ: 中国旅行市場

発信時間: 2015-06-21 14:15:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海の旅行業も、前向きに外資導入を進めている。国務院が2013年に通達した「中国(上海)自由貿易試験区全体案」は、試験区内で登録を済ませている、条件を満たす中外合弁旅行社が、台湾地区を除く海外アウトバウンド旅行業務に携わることを認めている。鐘副会長は、「北京市における外資に対する旅行業の『規制緩和』をきっかけに、国内企業は先進的な管理体制や資産運用方法の先例を積極的に学ぶことができる。それによって、旅行産業チェーン全体の融合が促進される」とコメントした。

北京観光学会の劉思敏・副事務局長は、「外資による旅行業参入は、すでにある程度の歴史があり、彼らは国内の旅行社とバランスを保って発展してきた。現在の状況を分析すると、外資による中国旅行市場への参入が、どれほどの波紋を呼ぶかは未知数だ。それに比べ、中国国民によるアウトバウンド旅行市場は、猛烈な勢いで伸びている。外資が中国市場に入り、中国人観光客を目的国まで送り出すことは、中国現地企業が実施する海外旅行ツアーと比べ、優位性を備えているとは言い難い。今後について考えると、外資による中国市場への参入加速によって生じる影響は、それほど激しくはなく、穏やかなものだろう」と話した。

〇外資の導入は旅行市場の発展に有利

鐘副会長は、外資による旅行業への参入の影響について、「上質な海外旅行やカスタムメイド旅行は、変化がつきものだ。また、在中外国企業や在中外国人の顧客源も変わりやすく、中外合弁旅行会社に流れていく可能性が高い」と指摘した。

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