中国国際貿易促進委員会(以下、同委員会)が6月25日に発表した情報によると、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)発展戦略、自由貿易区戦略、中国政府の一連の貿易および投資の自由化・便利化を促す措置により、中国企業の海外進出が加速されている。
同委員会は、企業がより多くの貿易・投資の協力のチャンスと実務的な協力の成果を創造できるようにするため、一連の多国籍・二国間会議およびフォーラムの開催を計画している。今年11月上旬には北京で200人規模の中日経営者対話会を開く。日中経済協会の宗岡正二会長は、100人以上の日本の有名経営者を率いて対話会に出席する。
同委員会投資促進部の林舜傑部長によると、同委員会は「2020年を見据えた中日企業間協力の新発展:革新・グローバルの経済協力」をテーマとする中日経営者対話会を、11月上旬に北京で開く。両国の各業界の代表的な企業の経営者を招き、中国経済の「新常態」(ニューノーマル)における中日の協力をめぐり対話を行う。日中経済協会新会長、新日鉄住金会長の宗岡氏が、100人以上の日本の有名経営者を率いて対話会に出席する。
また日本の「財界総理」と呼ばれる経団連会長の榊原定征氏、日本商工会議所会長の三村明夫氏も、関連活動に出席する。対話会の規模は200人に達する見通し。