「中米両国が相違を認めると同時に協力していくと宣言している」と、24日付のAFP通信はこのように中米対話のことを報道した。ドイツのニュース専門チャンネルn-tvは24日、「中米両国のトップクラスの外交官が和やかな雰囲気の中で会話を交わしたり写真を撮ったりする様子は多くのアナリストの予想に反した。直前の南海争議で両国が危機に陥りかねない状況にあったが、対話は両国の危機管理に良好なプラットフォームを提供し、相違と希望の併存が示された」と報道した。
AP通信社は、「米中戦略・経済対話は当事者の争議解決における共通点発見の能力が試される場でもあるため、開幕式は終始外交儀式と緊張感の高まる二重の雰囲気に包まれていた」と報道。「外界は第7回中米対話の成果にそれほど期待していないが、中米双方はいずれも今回の交流が今秋の習近平中国主席訪米時の成果達成に役立つことを期待している」とニューヨーク・タイムズが報じた。
ロシア国有通信社は24日、「第7回中米戦略・経済対話において、両国間の主要争議問題に突破的な進展が得られることがないだろう。南中国海問題における両国の対立が深刻なものだが、状況の悪化を心配することも不必要だ。オバマ自身は中米軍事衝突を昇格させた指導者として歴史に記載されたくないからだ」と報じた。