京福高速鉄道(北京〜福州)の合肥〜福州区間で、乗客を乗せない試験運行が実施中だ。中国鉄路総公司が発表した情報によると、開通・運行の時期が6月28日に前倒しされる可能性が出てきた。これは北京と福州が高速鉄道で結ばれる時代を迎えることを意味する。同社の関係者は記者に対して、「京福高速鉄道の全線開通は、沿線地域の経済・社会の発展を促し、新たな地域経済生態圏を生み出し、シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロードの相互連結の強化にも貢献する」と述べた。
京福高速鉄道は、北京〜蚌埠、蚌埠〜合肥、合肥〜福州の3区間に分かれる。そのうち北京〜蚌埠は京滬高速鉄道(北京〜上海)の一部で、2011年に開通済み。蚌埠〜合肥の合蚌高速鉄道も2012年10月に開通。