上海・深セン証券取引所および中国証券登録決済会社は協議を経て、A株取引手数料の徴収基準を引き下げると発表した。関連の準備作業は現在進められており、8月1日より新基準が実施される。
今回の調整により、上海・深セン証券取引所が徴収するA株取引手数料は、成約金額の0.0696%から0.0487%に調整され、30%の値下げとなる。この0.0487%のうち、0.00974%は投資家保護基金に納付され、0.03896%が取引所の取り分となる。
中国証券登録決済会社が徴収するA株譲渡手数料は、上海証券取引所の場合は取引額の0.3%、深セン証券取引所は0.0255%で設定されているが、これを0.02%に統一する。近年の市場データに基づくと、約33%の値下げとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月2日