7月1日までに発展改革委員会は総投資額6679億元に上る38のプロジェクトを認可した。そのうち5月と6月に認可されたプロジェクトだけで、投資額は5391.5億元に達する。投資対象は主に鉄道や空港、地下鉄などのインフラである。特筆に値するのは、年初に認可された鉄道への投資目標が8000億元なのに対し、この5か月で完了させた投資は1862億元と目標の25%にも満たないことだ。これはつまり、年内に6140億元の投資を完了させなければならないことを意味している。
中国人民大学国家発展戦略研究院の執行院長である劉元春教授は「毎日経済新聞」の取材に対し、中国経済は2015年と2016年に新しい成長源および成長システムを全面的に構築するべきであり、それを通じて2017年には好転し、中成長の軌道に乗ることができるとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月8日