中国の投資安定化に向けた動き強まる 年内承認インフラプロジェクトの投資総額が約9千億元に

中国の投資安定化に向けた動き強まる 年内承認インフラプロジェクトの投資総額が約9千億元に。

タグ: 中国投資

発信時間: 2015-07-07 17:05:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2015年も半ばを過ぎ、中国経済はまだ減速圧力に直面しているが、政府の投資安定化の歩みは加速しつつある。7月1日現在、国家発展改革委員会(発改委)承認のインフラ建設関連プロジェクトの投資総額は8841億8700万元に達しており、都市軌道交通プロジェクトがけん引役となっている。「スピードと質の両方を見ると、中国経済は第3四半期に落ち着きを取り戻すだろう」と専門家は予想する。

中国国家統計局のデータによると、今年1-5月の全国固定資産投資(農家を除く)は前年同期比11.4%増(名目成長率)の17兆1245億元だった。伸び率は1-4月を0.6ポイント下回り、累計伸び率は11カ月連続で低下した。

当面の経済減速圧力を受け、「経済の安定成長には投資の安定化が必要だ」という主張が世間の支持を得ている。5、6月は発改委によるインフラ建設関連投資案件の承認ピークとなっており、この2カ月で承認されたインフラ建設関連プロジェクトの投資総額は7313億1300万元を超えたことが記者の調査で分かった。これは上半期の終わりに経済の安定成長に力を入れようとする政府の目標と少し関係があるだろう。「経済の安定成長の関連政策が効果を発揮すれば、下半期の中国経済は回復の軌道に戻る可能性が高い」と専門家は予想する。

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