中国の投資安定化に向けた動き強まる 年内承認インフラプロジェクトの投資総額が約9千億元に

中国の投資安定化に向けた動き強まる 年内承認インフラプロジェクトの投資総額が約9千億元に。

タグ: 中国投資

発信時間: 2015-07-07 17:05:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

魏宏四川省長は6月29日に四川省政府第90回常務会議を招集し、「重点分野への投融資メカリズム革新および社会投資の奨励に関する実施意見」を審議・承認した。同意見では、環境保全、農林・水利、都市行政施設、交通インフラ、エネルギーインフラ、情報インフラ、社会事業などを内容とする7つの重点分野で革新的措置が提起されている。具体的に、インフラ整備に関して、薄利或いは非営利の都市行政施設建設分野に参入する民間資本に対し、規定に基づき相応のインセンティブ・メカニズムや補助金制度を導入する。民間資本が筆頭株主となる新規鉄道貨物輸送プロジェクトの運賃、新規旅客輸送鉄道プロジェクトの運賃については、市場調節価格が適用される。電力事業・電力網関連プロジェクトへの民間資本の参入を奨励し、電気通信業の民間資本への一層の開放を奨励する。

中国国務院は6月17日に開催した常務会議でも、重点分野の投資を強化し、その経済の安定成長・構造調整・民生改善における重要性が強調された。水利、中部・西部鉄道など7つの大規模総合プロジェクトを推進するほかに、新興産業、製造業コアコンピタンスの増強、近代物流、都市軌道交通を内容とする4つの新たな大規模総合プロジェクトを積極的に推進するとした。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月7日

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