7月1日現在、発改委が承認した各地のインフラ建設プロジェクトの投資総額は約8841億8700万元で、そのうち、都市軌道建設計画に関連する投資総額は全体の半分を超える4883億1800万元に達しており、投資安定成長のけん引役となっている。
地方政府による投資安定化の動きも加速しつつある。福建省人民政府は7月2日、投資の一層拡大、都市公共施設、水利整備、道路・水路整備、都市・農村電力網整備、美しい農村の建設、環境保全、情報通信を内容とする7大分野への重点的資金投入という文書を通達し、年間投資総額は3317億元に達する見込みだ。
李学勇江蘇省長は7月1日に江蘇省政府常務会議を招集し、「重点分野への投融資メカニズム革新および社会投資の奨励に関する実施意見」を審議・承認した。同意見では、環境保全、農業・水利、都市行政施設、交通、エネルギー、情報、民間空間インフラ、社会事業などを内容とする7つの重点分野への投資方向と投資重点が明確にされている。