BRICS5カ国首脳の記念写真
BRICS首脳は会議後、一連の文書の調印式を開き、ウファサミットの最終文書「ウファ宣言」を採択した。宣言は計43ページで、77種類の内容を網羅し、BRICSの多国間協力の最も重要な問題に対する共同解決案を示している。同宣言は、「BRICSは、米国が国際通貨基金(IMF)の2010年の改革計画を批准しなかったことに、深く失望している。新開発銀行は2016年年初、第1期となる投資プロジェクトを確定し、既存および新たな金融機関(アジアインフラ投資銀行を含む)との緊密な連携に関する提案を歓迎する」とした。BRICS首脳は同日、「BRICS経済パートナーシップ戦略」を議決し、エネルギーや製造業における多くの協力の成果を発表した。ロシアのシルアノフ財相は、中国の投資家が今年すでに500−600億ルーブルの債券を購入しており、中国の対露投資が拡大を続けていると発表した。