7月8日午後、第2回中国青年イノベーション起業コンクールが北京で始まった。このコンクールは、35歳未満の起業青年と平均年齢が35歳以下の起業チームを対象に、中国の産業構造のバージョンアップに沿った起業プロジェクトを支援するためのもの。同時に青年起業家同士の交流やリソースの共有、プロジェクトインキュベーションなどのプラットフォームを構築する目的も持つ。イノベーティブで将来性のある起業プロジェクトの発展を促し、高い科学技術や新しいビジネスモデルを持った起業チームを支援する。
開始のセレモニーで共産党青年団中央書記処の第一書記である秦宣智氏は、「イノベーションは民族が進歩するためのステップであり、起業は時代発展のテーマである。青年は積極的にイノベーションや起業に身を投じるべきだ。広い視野で見ながら、足元や細微なものに注目しよう。着実に起業の道を歩み、自身の成功のために努力するだけでなく、周りの青年たちにも起業の成功を鼓舞しよう」と述べた。
教育事業を行う「新東方」の創業者で洪泰ファンドの初期パートナーである兪敏洪氏は、企業家の先輩として「理性的な起業、勇敢な起業、あきらめない起業」を呼び掛けた。くわえてイノベーティブな起業の実践で、経済発展の新たな原動力にしようと訴えた。
本コンテストは「地方大会」と「全国大会」に分かれているほか、「グループ大会、特定項目大会」、「イノベーション部門、スタートアップ部門、成長部門」といった選抜分類がある。また商工業グループ、現代農業グループ、ネットグループに分けても選抜する。各グループの試合は各段階があり、イノベーション部門、スタートアップ部門、成長部門の試合が行われる。7月8日から同コンクールのウェブサイトより応募することができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月13日