見どころ(4)工場生産におけるロボットの新たな活用
ロボカップ物流リーグは、ロボカップ世界大会の競技種目の一つで、工場の物流面でのロボット応用に着目したものである。ロボットの任務は、倉庫から原材料を取り出し、機械を通じて原材料を特定の順序で移動し、最終的に目的地まで運ぶことである。
2015年リーグでは、新たなチャレンジが打ち出される。Festoのモジュール化生産システムステーション(MPSs)を利用して無線識別装置とその光信号を代替し、貨物の運輸と生産の順序についてのロボットの理解を助けることである。リーグ参加チームは3体のロボットからなり、それぞれのロボットは、標準化されたFestoロボットプラットフォーム上で工場生産に利用される。
ロボカップジュニアリーグも合肥五輪体育センターに登場
専門的なロボット大会のほか、ロボカップジュニアもロボカップ世界大会の重要な一部であり、科学技術の設計と実践を指導方向とした若者向けの国際的科学普及活動である。今年7月のロボカップジュニアリーグは小中高生が参加して行われることになり、18歳以下の子どもの活躍を見ることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月19日