北京の「非首都機能」が注目されている。結局、どの非首都機能が緩和されるのだろうか。16日午前、北京市発展改革員会の主任でこの分野の権威である盧彦氏が、この問いに答えてくれた。
北京市による「新規産業の禁止と制限目録」が現在改正中にある。全市の55%の業界で禁止または制限がなされる。北京市六区なら79%に上るだろう。また中央政府が現在作成中である「北京・天津・河北省の第13次五カ年計画」により、初めてとなる三地域統一の五カ年計画を作成中である。
「移転するのは典型的な非首都機能」
盧彦氏によると、「一般的に首都戦略が定める機能に符合しないもの」を非首都機能という。そこから考えると、以下の4分野が非首都機能と考えられる。つまり一般的な製造業。地域の物流基地と卸売市場。一部の教育医療等の公共サービス機能。一部の行政的、事業的サービス機関の4つだ。