英ロイター通信は20日、中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議(五中全会)は今年10月に開催され、経済発展と次の5カ年計画・「十三・五計画(2016―2020年)」について検討することを伝えた。中国経済の成長はここ四半世紀で最も弱まると見られ、中国政府は現在、経済成長を促進するための様々な手立てを構想している。
報道によると、会議開催の決定は、習近平主席が招集した中共中央政治局会議でなされた。
中共中央委員会全体会議は通常、毎年1回行われ、その後数年のカギとなる政策が制定されることで知られる。昨年の全体会議では、法による国家統治が重点的に取り上げられた。2013年の会議では、習主席が野心的な経済改革計画を宣言し、インフラと輸出によって推進されてきた中国経済の成長を、より緩慢でバランスの取れた持続可能なものへと転換するとの将来像が示された。