国民経済計画の重要な一部分として、五カ年計画は中国の経済発展の中で重要な力を発揮している。現在は特殊な時期であるため、「十三・五計画(第13次五カ年計画、2016―2020年)」の策定が特に注目を集めている。
複数の権威筋によると、「十三・五計画」の草案はすでに完成しており、地方、政府の各部・委員会、専門家などの意見を募る段階に入ろうとしている。策定チームはこれらの意見・提案に基づき修正を行い、中国共産党中央委員会全体会議の審議に提出する。
新華社の情報によると、中国共産党中央政治局は7月20日に会議を開き、今年10月に北京市で中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議(五中全会)を開くことを決定した。主な議事日程には、中国共産党中央政治局の中央委員会への活動報告、国民経済・社会の発展の「十三・五計画」の策定に関する提案の検討が含まれる。
これは「十三・五計画」の日程表が示されたことを意味する。五中全会での採決後、同計画の綱要は来年の両会(人民代表大会、政治協商会議)で審議・採決され、正式に発効する見通しだ。権威筋は記者に対して、「今回の計画の特徴は、全面的な小康社会の建設という目標を巡る手配で、同時に遠近の結合や革新などの方針を示す」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月27日