中央銀行の発表は、CPIが低かったことへの対応と言える。「安定成長政策の効果など様々な要因から、最近の物価水準は低くとどまっている。個別的な商品の価格は一定の値上がりを見せているが、総じてみれば生活物価は安定を維持すると予測される」。
下半期のマクロ政策に関して中央銀行は、「安定した通貨政策を続ける」とし、様々な貨幣政策ツールを臨機応変に運用しながら、合理的な流動性を保持するとした。そのうえで、通貨クレジットや社会融資の合理的規模の成長を実現させ、融資とクレジットのシステムの改善を行うとした。
さらに社会融資コストを低減させ、人民元レートを合理的かつバランスの取れた水準としながら、安定した金融市場を作ることを通じて、実体経済の成長を促していくと述べている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月30日