美的集団ロボット産業プロジェクトの甄少強総経理は、ロボット産業への参入について、同社のダブル・スマート戦略(スマート・リビング+スマート製造)の柱であり、第2の主力事業としてもふさわしいと語る。この戦略は同社の新たな強みとなり、「90後」(1990年代生まれ)、「00後」(2000年代生まれ)、高齢者の消費需要取り込みにつながるとみている。
計画によれば、サービスロボット事業の合弁会社は、リハビリロボット、介護・介助支援ロボット、ショッピングサービスロボットの開発、製造、販売を主力とする。産業用ロボット事業の合弁会社は、ロボットシステム集積を中心に、家電産業を起点とする一般産業向けのロボット製品の開発、製造、販売を手がける。1年以内に1モデル6台、2年目は新モデルのロボットを量産する方針。