中国鉄路総公司によると、ハルピン・チチハル間の高速鉄道が8月17日に開通し、鉄道総距離が279キロメートル、初期運行速度が時速250キロに達する。11日、済青(済南から青島まで)高速鉄道の前期プロジェクトである青陽トンネル工事が着工し、同プロジェクトは中国地方政府の主導で投資・建設される国内初の高速鉄道となる。
今年後半に入ってから、鉄道事業の投資と着工がスピードを上げている。上述の済青高速鉄道プロジェクトの推定投資総額は599億8000万元、うち工事投資額が543億8000万元、機関車車輛調達費が56億元となる。資金供給源として、プロジェクト資本金が投資総額の50%を占め、合計300億元となる。うち山東省が資本金の80%(土地収用・立退き費を含む)を負担し、山東省政府によって資金調達し土地収用や立退き作業を行う。中国鉄路総公司は資本金の20%を負担する。