中国は1800両以上の高速列車を製造・運営している。毎日の運行本数は3000本以上に達し、約300万人の旅客を輸送している。高速列車はすでに速度が異なり、さまざまな機能を持つ製品を形成している。その数、質、運行の効率は、世界の鉄道の先進的な水準に達している。
何氏は、「中国は時速350キロの高速鉄道の整った技術と設備を持ち、標準を制定・活用している。蓄積された試験・検証・運行データ、および設計、プロジェクト建設、運営、メンテナンスなどの技術・管理のノウハウは、同種類の高速鉄道を建設・運営する際の参考になる」と指摘した。
中国が製造した最新の高速列車は試験・検証の段階に入り、機能が強化されている。地震緊急警報装置を搭載し、地震波を察知・処理し、車両の運行の制御を行う。また衝突防止装置を取り付けており、高速列車がそれぞれ相対時速36キロで衝突した際にも、運転室の避難空間と旅客エリアが破壊されることはない。
「人民網日本語版」2015年9月6日