投資方式について中国企業は、合併買収や合弁などを比較的好んでいる。米国中国総商会(CGCCUSA)が行った調査によると、中国企業100社のうち42%が主に合併買収の方式を採用。これについて華海米国の杜軍・首席執行官は、合併買収が米国進出の良い方法の一つと指摘した。
米中関係全国委員会(NCUSCR)のスティーブン・オーリンズ会長は、投資が中米の交流と相互信頼を強化する重要な架け橋と分析。両国の経済規模に比べ、中国からの対米投資額はまだ少ないが、将来的には大きく拡大するとみている。
対米投資の拡大で、民営企業が中心的な役割を担っている。NCUSCRはリポートで、米国の成熟した産業構造と運営規則が中国の民営企業に大きなチャンスをもたらすとの見方を示した。現時点で、対米投資額のうち民営企業が占める割合は8割以上に達している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月23日