習近平国家主席は22日、米ワシントンで開かれた歓迎レセプションで行った講演で、「中国の開放への門戸は永遠に開かれている」と強調した。海外メディアが伝えた。
習近平主席は、「対外開放は中国の基本的な国策」であり、「中国が外資を利用する政策は変わらない」と指摘。外商投資企業の合法的な権益の保障も変わることはなく、海外企業の中国での投資と起業によりよいサービスを提供する方針に変わりはない、と述べた。中国は非差別的な国際商慣習を尊重し、自国民と同様の権利を相手国の国民や企業に対しても保障する「内国民待遇」などのWTOの基本原則を遵守する。
外商投資企業をはじめとするすべての市場参加者に公平公正に対応し、海外企業と中国企業のさまざまな形での提携を歓迎する。海外投資家の正当な懸念を適時に解消し、合法的な権益を保護。透明性の高い法に則った政策環境と効率の高い行政環境、平等な競争が行われる市場環境を整備する。なかでも知的財産権の保護に力を入れ、中国企業が米国など世界各国で提携関係を拡大できるようにしていく、との見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月24日