国務院が「環渤海地区合作発展綱要」を承認 地域の共同発展推進へ
国務院が「環渤海地区合作発展綱要」を承認 地域の共同発展推進へ。
タグ： 環渤海地区
発信時間： 2015-09-28 14:50:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国国務院はこのほど、環渤海地域の共同発展を推進する「環渤海地区合作発展綱要」を承認した。「綱要」は環渤海地域の各省・直轄市の連携・協力と共同発展を加速させ、「一帯一路」（シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード）構想、「京津冀」（北京、天津、河北）地域協同発展計画といった国家戦略を推進する上で重大な意義を持つ。
「綱要」は6つの重要課題を掲げている。
（一）地域連携で重要インフラの整備を加速させる。各省・市が協力し、交通、エネルギー、水利、情報など区域を跨ぐ重要インフラの整備を共同で推進する。インフラ分布、機能、連携、保障の合理化と充実化を図り、現代的なインフラネットワークシステムの構築を目指す。
（二）生態・環境保護の連携・協力を強化する。生態シェルターの整備、大気汚染の防止・改善、近海・沿岸地域の環境保全などの取り組みを通じ、青い空ときれいな水を守り、人間と自然が融和する美しい環境を作り出す。
（三）産業連携と協力を推進する。北京市の非首都機能の分散化を契機に、市場と政府の役割を充分に発揮させ、産業の一体的な発展、モデル転換、レベルアップを促す。
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