中国は、中級設備の生産能力で優位性を持っており、高いコストパフォーマンスや総合的な整備や工事建設の能力、豊富な外貨準備などの強みを持っている。このことは中国が、上と下とをつなげる架け橋と紐帯としての役割を発揮し、異なる発展段階にある国家の産業発展の行き詰まりを打開し、各方面の供給と需要をマッチングし、いっそう大きな合弁・協力市場を開拓し、世界経済の安定成長の新たな動力を凝縮することを可能とする。
中国経済が転換・アップグレードを成功させ、投資による駆動から消費による牽引への経済成長方式の転換を実現し、工業主導からサービス業主導への重大な転換を実現した後、中国経済は、いっそう安定的で、いっそう質が高く、いっそう持続可能性の高い新たな発展段階への一歩を踏み出し、世界経済の成長エンジンとしての役割をこれまで以上に発揮することとなる。
中国は、中高速の成長を保ち、ミドルハイエンド水準に向かうという「二重の目標」を掲げ、世界各国とともに、寛容でバランスの取れた発展を推進していく自信と決意を持っている。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年9月30日