中国本土A株への投資が認められる適格海外機関投資家(QFII)と人民元適格海外機関投資家(RQFII)に付与する投資枠の拡大がともに加速している。
中国国家外匯管理局が9月に承認した新規投資枠はQFIIが55億2700万米ドル、RQFIIが66億元と、前月をそれぞれ31億7500万米ドル、11億元上回った。あわせて約418億元(9月29日の人民元対米ドルレート仲値で換算)に上る新規投資枠はA株相場の下支え要因となる。9月末時点で、外匯管理局が承認したQFIIとRQFII投資枠は累計で789億6900万米ドル、4115億元に達している。