中国は世界経済成長の重要なエンジンである

中国は世界経済成長の重要なエンジンである。

タグ: 世界経済成長

発信時間: 2015-09-30 15:10:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

――如何に中国GDP成長率7%を見るか(4)

世界の株式市場や為替市場、商品市場には近頃、大幅な動揺が生じている。これについて中国経済の減速が世界に衝撃を与えていると考える人もおり、中国の衰退を唱える声も高まっている。

だが例えば商品市場であれば、その価格暴落は本当に中国のせいと言えるだろうか。表面的に見れば、中国経済の減速とギアチェンジによって、中国市場への依存度が高い資源輸出国に大きな影響が出ていると考えることもできる。だが実際には、中国の輸入減少には限りがある。今年1月から8月までの鉄鉱石輸入は前年同期と比べて0.2%縮小したにすぎない。原油輸入の増加率は下がるどころか上がり、1月から8月までの原油輸入量の前年同期比増加率は9.8%で、増加率は3年近くにわたって上昇している。大豆輸入量は前年同期より9.9%増え、穀物輸入量の増加率にいたっては84.6%に達した。今年年初以来、中国の輸入額が大幅に下がっている主要原因は、輸入価格の下落にある。価格の要素を差し引いた実質ベースでは、今年1月から8月までの中国の輸入の下げ幅は4%前後にすぎない。

中国経済が比較的大きな下方圧力に直面している原因としては、構造調整期にあることで内需がいくらか弱まっていること以外に、外需の弱まりの影響も無視できない。このほか米国の利上げに対する期待により、ほとんどの新興エコノミーの資本が外に流れ、現地通貨が下がり、金融市場が動揺したことも原因となっている。

1   2    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。