飲食に関しては、一般消費者のニーズに応える「ご当地グルメ」が人気を博している。結婚披露宴や団体客でにぎわう飲食店は連日のように満員状態。百年の歴史を誇る湖南料理の名店、「玉楼東」の売上高は通常の4倍に膨らんだ。北京「玉華台」、「烤肉季」といった老舗で、連休中の1日最高売り上げは前年同期比で30%増。また、インターネットで注文できるデリバリーサービスも急拡大している。「峨嵋酒店」、「都一処」、「金鼎軒」など北京の有名レストランはいずれもO2O企業と提携し、デリバリープラットフォームを構築。市民は自宅で名店の味を堪能できるようになった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月9日