中国医薬保健品輸出入商会の劉張林副会長は11日、中国新聞社の取材に対し、中国の対外貿易が減速するなか中医薬の輸出は伸びが際立っていると指摘した。2015年1~7月の中医薬の輸出は約10%増加したとしている。
当日は甘粛省で、中医薬「一帯一路」グローバル提携フォーラムが開かれた。フォーラムに出席した劉副会長は、中医薬の輸出入状況を分析し、記者に対して、「一帯一路」が進めば中医薬が対外貿易の重要なポジションを占めることになるとの見方を示した。中医薬は、今年上半期に154カ国・地域へ輸出され、アジアが引き続き主要市場となっている。なかでも香港が最大の市場で、輸出額は3億米ドルに上った。