日本の菅義偉・官房長官(資料写真)
日本の菅義偉・官房長官は12日のテレビ番組で、中国と日本がともに受注を目指していたインドネシアの高速鉄道建設プロジェクトに触れ、工期と工事費負担の大差で日本案が中国案に敗れたとの見解を示した。フジテレビが報じた。
インドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画をめぐり、同国政府は日本の新幹線を採用せず、中国の高速鉄道に軍配が上がった。日本メディアは、中国が「破格的な」融資条件を提示し、売り込みを強めた結果、入札競争で一時は優位だった日本が敗北を喫したと分析。入札の失敗で、日本政府や企業の間で衝撃が走っている。