日本川渝総商会成立式典会場
「日本川渝総商会」は17日、東京で発足した。総商会はビジネス界で活躍する「日本四川同郷会」のメンバーらが設立。経済・貿易分野で、中国四川省と日本の交流と協力をさらに深めようとしている。
1997年に設立された「日本四川同郷会」は、日本で暮らす四川省出身者などが組成した華僑団体。海外でもっとも活躍する「四川籍団体」の一つ。日本にいる同郷の絆を深め、四川と日本の交流・協力を強化する上で大きな役割を果たしてきた。「日本川渝総商会」の初代会長に就任した賀乃和氏は祝辞で、「長年の努力を経て、在日川渝人は各分野で事業を展開し、各産業界において在日川渝人の姿がみられる。日本川渝総商会は中日両国の懸け橋となり、日本と川渝地域の経済発展と友好交流を促進する」と述べた。日本での経済交流を推進するため、四川省外事僑務弁公室は日本川渝総商会に「海外成都工作室」を設立する予定という。