7月20日召集の中央政治局会議は「第13次五カ年計画期間に中国の発展の環境、条件、課題、要求には新たな変化が生じる。新常態(ニューノーマル)を認識し、新常態に適応し、新常態をリードして、経済・社会の持続的で健全な発展を維持するには、新たな理念、新たな構想、新たな措置が必須だ」と強調した。
第13次五カ年計画専門家委員会メンバーで中国(海南)改革発展研究院院長の遅福林院長は取材に「第13次五カ年計画期間に、改革と構造調整が経済政策決定の鍵となるのは間違いない。そうして初めて『公平で持続可能な成長の道』を実現できる」と指摘。今後5年間については「大きな不測の事態が起きなければ、改革と構造調整の堅持が政策決定層の施政の核心であり続ける。中国の各政策・方針は表面的な経済統計に束縛されるのではなく、より深いレベルの構造調整と最適化を重視するようになる。これは今後5年間の上層部の施政の『新常態』となるかもしれない」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月26日