IMFは今年11月の理事会で、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンドと同様に人民元をSDR構成通貨として採用するか決定する見通し。李氏は最終決定についての事前判断は望ましいことではないと強調。
人民元がSDRに組み入れられた場合、中国が貿易相手国と結んでいる人民元建て通貨スワップ協定は政府の外貨準備と見なすことが可能となり、人民元はアジア地区で一段と広く使用されることになる。人民元のSDR構成通貨入りはアジアの金融市場に影響を与える可能性があるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月2日