中国共産党中央台湾事務弁公室、国務院台湾事務弁公室主任の張志軍氏は4日、両岸の指導者である習近平氏と馬英九氏が7日にシンガポールで会談し、両岸関係の平和的発展について意見を交換すると発表した。世界で注目されるこの会談は、両岸の指導者が直接交流するという新たな歴史の幕を開く。
「中国経済網」の許維鴻・コメンテーターは『我財経』番組で、「中国の改革開放初期、特に1990年代の香港返還前後から、世界で『大中華経済圏』という言い方が流行っている。中国語を主要言語とする経済圏で、中国大陸、台湾、香港、マカオが含まれる。われわれがいま提唱している『一帯一路』も、地域の協力・連携、自由貿易、技術共有などの面で『大中華経済圏』と発想が共通している」と指摘した。