2015世界ロボット大会が23日に北京市で開幕した。中国の習近平国家主席は、大会の開催に当たって祝辞を送り、出席者の各来賓に歓迎の意を表した。各国の科学技術の強化、産業界の提携、ロボットの研究開発と産業化の推進、ロボットの科学技術と製品の更なる発展、消費者サービスに対する恩恵に期待を示しているとした。
李克強首相も同大会の開催に祝賀の意を示すと同時に、今回の世界ロボット大会について、中国と世界のロボット技術と産業の発展促進に重要な意義を持つと指摘。中国がイノベーション主導の成長戦略を実施するなか、一般人の起業と大衆のイノベーションを推進し、「インターネット+」と「中国製造2025」がロボット新産業の成長を促進すれば、世界最大のロボット市場の創造につながるとの見方を示した。各国の科学者、起業家が提携を強化し、ロボット科学技術のイノベーションと産業の発展を進めることで、世界経済に新たな活力を注入し、人類のスマート時代を切り開くために貢献して欲しいと述べている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月24日