うち契約額が5000万米ドル以上のプロジェクトは240件を数え、総額は547億9000万米ドルに達した。受注プロジェクトは電力エンジニアリング、不動産建設、通信エンジニアリング、石油・化学工業、交通インフラ建設など、多分野に及んでいる。
サービスアウトソーシングに関しても、中国は「一帯一路」沿線国との協力を深めている。特に西アジア、北アジア各国での契約額は倍増を達成し、急速な伸びをみせた。1-10月で中国企業が「一帯一路」沿線国で獲得したサービスアウトソーシング契約の総額は40.1%増の125億4000万米ドルに上り、実行ベースでは10.3%増の80億8000万米ドル。エリア別でサービスアウトソーシング契約額の内訳をみると、◇東南アジアは33.8%増の65億2000万米ドル(実行ベースで16.2%増の46億米ドル)、◇西アジア、北アジアは133.8%増の31億1000万美ドル(実行ベースで18.3%の13億1000万米ドル)--だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月3日