中国工業・情報化部が発表した情報によると、辛国斌副部長が今週火曜日に会議を主宰し、設備工業司が作成した「ロボット産業発展計画(2016-20年)」の審議を行った。アナリストは、「同計画はロボット産業の第13次五カ年計画期間(2016-20年)における発展に対して指導力を発揮する。発表の時期が近づくにつれ、ロボット関連銘柄は短期的に注目を集め、株価が上昇することになる」と予想した。
上海・深セン両市のロボット関連85銘柄のうち、81銘柄の株価が昨日上昇した。ロボット産業は今年に入ってから政策による支援を受け、市場から注目を集めている。「中国製造2025」計画において、ロボットとNC工作機械は、画期的進展に向け全力で推進する10大重点分野に指定された。習近平国家主席と李克強総理は、先ほど開かれた世界ロボット大会(World Robot Conference)に祝電を寄せた。これは指導部のロボット分野発展に対する重視を浮き彫りにした。李総理は、「世界ロボット大会の北京での開催は、中国と世界のロボット技術・産業の発展促進に対して重要な意義を持つ。中国は現在、革新駆動型発展戦略を実施し、大衆創業・万衆革新、インターネット+、中国製造2025を全力で推進している。これはロボット新興産業の成長、世界最大のロボット市場の創造を力強く促進する」と指摘した。