電子商取引(EC)世界最大手のアリババグループにとって、インドが世界第2位の主要市場に躍進している。インドメディアが8日付で伝えた。
報道によると、アリパパ海外業務開拓総監の梁季笙氏は、「インドは中国に次いでアリババグループの世界第2位の主要市場だ。インドの電子商取引は急速に発展している。我々は喜んで、中小企業のための取引プラットフォームを構築する」と語った。
インドでアリババの登録ユーザー数はすでに450万件に上っている。決済件数も中国に次ぐ世界第2位。アリババはインドで金融、物流、審査・認証、中小企業向け技術育成・訓練などの支援サービスを展開。また、インドの複数の銀行と提携し、同国中小企業の事業拡大をサポートしている。
アリババは先ごろ、「SMILE」計画を打ち出した。「Alibaba.com」を通じ、インドメーカーと中国のサプライヤーを繋ぐ。インドの売り手企業に貿易サポートを提供し、国際市場でインド製品のシェア拡大に努めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月9日