二国間、地域間と多国間の経済・貿易協力を拡大し、自由貿易区戦略の実行を加速させ、全世界向けのハイレベルの自由貿易区ネットワークの形成を目指す。アイスランド、スイス、コスタリカ、ペルー、ニュージーランドと締結した自由貿易協定、香港・マカオと締結した「経済連携緊密化取り決め」など7つの自由貿易協定について、16年から関税率をさらに引き下げる。それと同時に、APEC(アジア太平洋経済協力)枠組みで環境物品の関税率を低減するという2012年の合意に基づき、汚泥乾燥機、ごみ焼却炉、太陽光湯沸かし器、風力発電ユニットなど、実効関税率が5%以上の27品目の関税率を5%に引き下げる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月9日